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閑話休題|海外で“普通”な住まいの考え方が、日本ではなぜ非常識に見えるのか

不動産コラム




シドニーに戻って改めて感じたのは、
住まいに対する考え方そのものが、日本とは大きく違うということです。


こちらでは
「いつか売るかもしれない」
「状況が変われば貸すかもしれない」
「合わなくなったら住み替える」
という前提で家を選ぶ人が多く、
住まいは“固定されたゴール”というより、
人生の途中で使い方が変わるものとして扱われています。


一方、日本ではどうでしょうか。
家を買うことは「覚悟」や「決断」と結びつきやすく、
売る・貸すという選択肢は、どこか後ろめたく語られることも少なくありません。


けれど本来、不動産は
成功や失敗を判定されるものではなく、
**暮らし方や人生の変化に合わせて“選び直していい存在”**のはずです。

海外の住まい方が正解で、日本が間違っている、
という話ではありません。
ただ、日本でも少しずつ
「持ち続ける」以外の選択肢を
冷静に考える人が増えてきているのは確かです。


今週、売却についてじっくり考えてきた方にこそ、
今日は少し距離を置いて、
**“そもそも家とは何か”**を見直す時間になればと思います。


急いで答えを出さなくても大丈夫です。
考え続けること自体が、
これからの住まい選びにきっとつながっていきます。




====English Version====

Why a “normal” way of thinking about housing overseas feels unusual in Japan


After returning to Sydney, I was reminded how differently people think about housing here compared to Japan.


Many people assume they may sell one day, rent it out, or move again if life changes. A home is not a final goal, but something that adapts as life evolves.


In Japan, buying a home often feels like a one-time decision tied to commitment or permanence. Selling or renting can sometimes feel like a failure, even though it doesn’t have to be.


Real estate is not about success or failure. It is about choosing what fits your life at each stage.


This weekend, instead of making decisions, I hope this piece gives you a moment to step back and reconsider what “home” really means.

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