
外国人は京都でどんな不動産を実際に購入しているのか? ― 相続・売却にも関係する最新動向(2026年版)―

近年、京都の不動産市場では外国人購入者の動きが再び活発になっています。
しかしよくある誤解として
「外国人は京都ならどこでも買う」
と思われがちですが、実際はそうではありません。
外国人購入者は
明確な条件を持って物件を選んでいます。
本記事では
実際に相談の多い物件タイプ
という視点から最新動向をご紹介します。
外国人が京都で購入する不動産には共通点があります
実務の中で見えてくる特徴があります。
代表的なのは次の4つです。
・景観価値がある
・立地の希少性がある
・再販しやすい
・長期滞在に適している
つまり
文化性+資産性
の両方が重要になります。
京町家(再生可能な町家)
もっとも相談が多いのが
再生可能な京町家です。
理由は明確です。
・京都らしい暮らしができる
・文化的価値が高い
・海外評価が高い
特に欧米系購入者は
歴史的建築への関心が非常に高い
傾向があります。
ただし注意点として
すべての町家が対象になるわけではありません。
重要なのは
接道条件
構造状態
用途制限
です。
景観価値のある低層住宅地の戸建
次に多いのが
静かな住宅地の戸建住宅です。
特に評価される条件は
・周囲の景観が整っている
・建物密度が低い
・落ち着いた住環境
欧米系購入者ほど
生活環境としての質
を重視します。
御所周辺のマンション
都市型購入者に人気なのが
御所周辺のマンションです。
理由は明確です。
・交通利便性
・生活利便性
・治安の安心感
研究者
大学関係者
海外企業関係者
などの購入相談が増えています。
長期滞在を前提としたセカンド拠点住宅
最近増えているのが
「住むための京都」
としての購入です。
特徴として
投資目的ではない
という点があります。
例えば
春と秋だけ滞在する
文化活動の拠点にする
日本滞在のベースにする
といった目的です。
外国人が購入を見送る物件の特徴もあります
ここが非常に重要です。
相談の中でよくあるのは
「売れると思っていたが対象外だった」
というケースです。
例えば
再建築不可
接道条件が弱い
法規制が厳しい
修繕履歴が不明
このような物件は慎重に判断されます。
つまり
外国人需要がある=何でも売れる
ではありません。
相続不動産と外国人需要の関係
近年増えている相談が
相続した家は外国人に売れるのか?
というものです。
実際には
立地
接道条件
用途地域
によって可能性が大きく変わります。
特に
右京区嵯峨周辺
左京区
東山区周辺
では検討対象になるケースがあります。
円安環境と外国人需要(2026年)
現在の円安環境は
外国人購入者にとって追い風です。
ただし重要なのは
価格だけで購入しているわけではない
という点です。
評価されているのは
文化都市としての京都
そのものです。
京都の不動産は「選ばれる物件」と「選ばれない物件」が分かれます
京都の住宅市場は
物件ごとの差が非常に大きい市場です。
そのため
エリアだけで判断するのではなく
個別条件の整理
が重要になります。
相続や売却を検討されている場合も
まずは市場との相性を確認することが大切です。
京都の不動産は「外国人に売れる物件」と「売れにくい物件」が分かれます
相続した不動産・売却予定の住宅・購入検討中の物件について、海外需要の可能性も含めて整理することが重要です。
=====English Version====
What Types of Properties Are Foreign Buyers Actually Purchasing in Kyoto?
In recent years, interest from foreign buyers in Kyoto real estate has increased again, especially among investors and long-term residents from Europe, Singapore, and Southeast Asia.
However, there is a common misunderstanding:
Foreign buyers are not purchasing properties everywhere in Kyoto.
Instead, they focus on properties with clear cultural value, stable location quality, and long-term usability.
Typical property types attracting foreign buyers include:
- -Renovatable traditional machiya houses
- -Quiet low-density residential neighborhoods
- -Condominiums near the Kyoto Imperial Palace area
- -Second-home style residences for seasonal stays
Many buyers are not purely investors.
They are looking for a cultural base in Japan.
On the other hand, properties with unclear road access, rebuilding restrictions, or legal limitations are often avoided.
This means that whether a property attracts international demand depends heavily on its individual conditions.
If you own inherited property or are considering selling real estate in Kyoto, understanding this trend is becoming increasingly important.
Thinking about buying or selling property in Kyoto?
Foreign buyer demand in Kyoto depends strongly on location, legal conditions, and cultural value.
Our Kyoto-based advisory team supports international clients with clear and reliable guidance.
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